時の向こう 幻 の空

FictionJunction 時の向こう 幻 の空歌詞
1.時の向こう 幻の空

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記

愛しさはいつも
哀しみへと続いてるの?
君に もう一人きりで
泣かないでと言い出せずに

色褪せてく世界の歌
僕等は終わりへ旅をする
その束の間に君と出会った
命を削るように

時の向こうに確かにあった
遙かな故郷、君と行けるの
愛も見えない夜の向こうに
幻の空

夢を見るたびに苦しむのに
それでもまだ笑うの
風に逆らって
あとどれだけ足掻けばいい

この惨劇の行方がただ
静かな夜であればいい
知っていたんだ、届かないこと
それでも僕等は闇を駆け抜け

時の向こうにゴールはあるの?
辿り着いたといつか言えるの?
生きて行くから どうか光を
幻の空

いつでも
君の側にいるから
世界の時を止めて
抱きしめたいのに
in the land of pain

時の向こうに僕等は還る
遥かな故郷君と行けるの
愛を見つけて超えて行くのは
惨劇の空
夢を見る荒野


2.野原

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記

この手を離さず
明日へと続く道を
貴方と二人
行きたい

ハシバミの木陰には
微笑みの記憶だけを
花びらのように
残して

よろこびの待つ野原へ
貴方と行こう
遠くで呼んでいるのは
懐かしい故郷のうた

海を越え風を抱き
心を汚さぬように
ただ愛に耳を澄ませて

憧れの住むところ
真白い最果てまで
一歩ずつ歩いて行くだけ

導く星のあることを
この世界はいつでも
夏の野原の輝きに
溢れていた

憧れの住むところ
夏草の燃え落ちる
最果てまで
続いている
道を

海を越え風を抱き
こころを空の中へ
解き放つ夏の
野原へ